handmade-saki’s diary

日々の出来事と庭と、仕事と子育て

看取りにむけて

今年の春先に腎臓の調子が悪くなったワンコ。

夏までは生きられないって言われたくらい、

状態が悪かった。

 

なんで急に腎臓が悪くなったのか…

食べ物とか年齢とかではなく、おそらく口腔の菌の問題かと推察。

ダメだと思っていた矢先、治療がなんとか上手くいって、ひとまずは回復していたワンコ。

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その調子の良さに甘えて

これなら、、もう少し、もう少し

調子良く長く生きてもらえるように

当初は考えられなかった口腔処置ができるんじゃないか!?って言うくらい体調が良かったので、

やっと決心して

口腔の処置をしてもらおうと術前検査に。

 

そうしたら最悪なことに…

腎臓の数値が春先の状態に近いくらい悪化していた。

また治療を濃厚にしてみたけれど、

もう限界。

頑張りすぎるくらい頑張っている。

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1週間前からとうとう痙攣が出て、

初日は薬もなく、ただ見守っただけ。

もう、痙攣が、出る状況なんだと。

現実を突きつけられる。

翌朝、、子供達を早めに起こして、もう長くない事を伝えた。

出かける時は、痙攣出た時の対処法を子供達にも伝えておく。

姉さんの習い事に出ていた時、痙攣発作が出たけれど、下の娘ちゃんがちゃんとお尻に座薬を入れて、治るまで撫でてあげて、私に連絡して…を一人でやってのけた。よくやった。

怖かっただろうに…

 

今まで、ワンコの調子が悪くなっても仕事を休んだことはなかった。でも、今回はお休みをさせて貰った。

 

食欲がなくなって、

同居の猫がそばを離れなくなって、

 

もうなんでも食べてもらおうと、何でもの食べ物に抵抗を感じつつ

お肉の味付きよりお魚焼いたんとか、卵焼きとか、なんきんとか、さつまいもとか… 

 

それも今日はいらない…

 

もうそろそろ本当の限界。

起き上がれなくもなって来た。

おしっこが身体についたり、前足が涎で汚れたり、耳もコテコテになって

でも、薬以外の嫌な事?をもう家では出来るだけしたくなくて、家は安らげるところであってほしくて…

でも、汚いのは本人も嫌だろうし…

獣医師の先生がいてる、トリミングサロンに行って、たぶん最後のシャンプー。

覚悟はしてても感情が溢れる。

もしもの時の延命の事なども涙ながらに伝えて、覚悟を持ってお預けして、綺麗にしてもらってお尻周りも顔周りも

綺麗になって、少し穏やかそう。

良かった…

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刻々と悪化していく状態、

 

昨日はできた事、

昨日は食べれたものも、もう…

そして、今は、顔も自分であげられなくなってる

 

飼い主がかける最後の魔法の言葉を、

今は言ってあげられそうにはないけれど…

もう少し、もう少しだけ

穏やかな時間を一緒に過ごしたい…

しんどいのにごめんね…

頑張れなんて言えないけど、もう少し一緒に居たい…